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《UNLEARN》Collection

《UNLEARN》のコレクションでは、抜染技法を用いた作品群である。

タイトルである《UNLEARN-布ための形状_tableau-》は「一より習ひ十を知り十よりかえるもとのその一」これは千利休が茶道の心得として話した言葉、「利休百首」から自身の解釈を加え、タイトルである《UNLEARN》に「学んだこと(知識・先入観など)を意識的に捨て去り現状を脱する」というメッセージを込めた。

 技法自体もこれまでのオリジナル技法のタイダイに蛇の皮にも見えるような柄を抜染技法で施し、「脱皮」を連想するような作品を目指した。さらに副題「布のための形状」では、染織のレンジの広さが起こす問題に注目し、同じ模様の布の様々な姿を展示することで、布に対する印象や在り方の模索を試みた。

Project Gallery

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